こんなニュースを見かけました。
西日本シティ銀行が、自行キャラクターである「ワンク」を取引先企業に意匠として使うことを許可し、
それにより得た許諾料を全額を社会福祉団体に寄付するそうです。ちなみに、許諾料(寄付額)は、
販売した商品1点当たり200円または販売価格の5%のうち、いずれか低い金額となるそうです。
私は以前、福岡県北九州市小倉に住んでいたので、西日本シティ銀行に口座を持っていました。
なので、このキャラクター「ワンク」のことも知っていたのですが、無表情ですが愛嬌のあるかわいいキャラクターで、
西日本シティ銀行のパンフレットなどに載っていたと記憶しています。
銀行法で事業分野に制約のある中、今回、その「ワンク」の使用をグループ外企業にも許可し、新たな社会貢献の形をつくり出す狙いだそうです。
私は、西日本の地方銀行であるこの西日本シティ銀行の取り組みは本当に素晴らしいと思います。
自行の知財を用いて、取引先企業と「ギブアンドテイク」の関係を作るこの新しい取り組みは本当に魅力的です。
これからも色々な業界でこのような取り組みが広がっていくといいなと感じました。